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    ヨウ素剤事前配布、問診票で副作用防止…規制委

     原子力規制委員会は、原発事故時に甲状腺被曝(ひばく)を防ぐ安定ヨウ素剤を住民に事前配布する際のルールをまとめた。

     服用法などを周知する住民説明会を開き、専用の問診票に記入してもらうことで副作用リスクの高い人を除外する。

     安定ヨウ素剤を巡っては、薬事法が認める効能は甲状腺ホルモンの抑制などに限定され、国内では被曝を防ぐ効能は認められていない。未承認薬を医師の関与なしに服用した場合、同法に抵触する恐れも指摘されていた。これについて、厚生労働省は「服用法や副作用リスクを周知徹底すれば、医師が介在しなくても同法上の問題はない」と判断した。

     規制委事務局の原子力規制庁と厚労省によると、住民説明会は、原発から5キロ圏内の市町村などが開く。2005年の国勢調査によると、5キロ圏の住民は全国で約16万人。説明会に参加する世帯主などが家族のヨウ素剤をまとめて受け取る。その際、被曝医療の知識のある医師や保健所職員らが講師となり、ヨウ素剤の効果や服用法、副作用について周知する。

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    2013年03月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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