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    福島第一原発の廃炉、工程表改訂版を公表

     政府と東京電力は27日、福島第一原子力発電所の廃炉工程表を改訂し、公表した。

     最大の難関である1~3号機の原子炉内で溶け落ちた核燃料(溶融燃料)の回収は、順調に進めば、1、2号機で従来の計画より約1年半早い2020年度前半に始める。廃炉作業は「政府が前面に立って取り組みを進める」と明記したほか、福島県の地元自治体などが参加する評議会を設置して情報共有をさらに進めることも盛り込んだ。

     工程表の大幅な改訂は、11年12月の策定以来初めて。改訂案が10日に公表され、福島県の地元自治体や有識者の意見を踏まえて、この日開かれた政府の廃炉対策推進会議(議長・茂木経済産業相)で決定した。

     溶融燃料の回収は、各原子炉の状況を踏まえ、それぞれ2~3通りのパターンを想定した。1、2号機は、最も早い場合で20年度前半に前倒しして作業を始める。そのためには、水素爆発した1号機は建屋が十分な強度を持つこと、放射線量が高い2号機は建屋内を除染できることなどが条件。可能かどうかは来年度前半に判断する。

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    2013年06月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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