文字サイズ

    除染完了地域、線量高ければ再除染も…環境省

     環境省は31日、東京電力福島第一原発事故に伴い、福島県内の11市町村で進めている除染事業について、作業がいったん完了した地域で、放射線量がなお高い状態が続いている場合には、原因を調べた上で改めて除染を行う考えを明らかにした。

     11市町村での除染作業は、国の直轄事業として行われており、今年6月には田村市での作業が完了した。同市では除染後、線量はおおむね半減したが、国が長期目標として掲げる年間の被曝(ひばく)線量1ミリ・シーベルトのレベルまでは下がっていない地点もあり、住民から再除染を求める声が上がっていた。

     同省福島環境再生事務所は「除染効果が維持されているか、事後的な観測をした上で、除染しても線量が下がらなかったり、一定時間後に線量が戻ったりした場所は、もう一度除染することも含めて対応する」とした。ただ、再除染の対象については、「合理的な範囲で決めていくことになる」とするにとどめた。

    2013年08月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP