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    汚染水流出続く恐れ、対策後も1日12~35t

     東京電力福島第一原子力発電所から汚染水が海に流出している問題で、東電は12日、当面の緊急対策を完了しても、1日12~35トンの流出が続くとの試算を、原子力規制委員会の検討会に報告した。

     流出前に地下から汚染水をくみ上げる作業を9日に始めたが、実際に流出量が減ったかどうかはまだ確認できていない。

     同原発の原子炉建屋周辺には、1日1000トンの地下水が流れ込んでいる。このうちの300トンが、事故直後に漏れた極めて濃度の高い汚染水と混じり、海に流出している。東電はこの汚染水の流れを地中でせき止めるため、護岸近くの地盤を薬剤で固める一方、井戸を掘って、くみ上げる作業に着手した。

     東電によると、9日からのくみ上げ量は1日約24トン。護岸近くでは、汚染水の地下水位はまだ下がり始めていない。東電は最終的に井戸を3か所に増設し、くみ上げ量を計140トンまで増やすことが必要との試算を示した。ただ、その場合でも地盤を固めきれない部分が残り、流出は完全には止まらないという。

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    2013年08月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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