文字サイズ

    「レベル3」に2段階引き上げ検討…汚染水漏れ

     東京電力福島第一原子力発電所の貯蔵タンクから汚染水が漏れた問題について、原子力規制委員会は21日、「国際原子力・放射線事象評価尺度(INES)」に基づく評価の見直しを議論した。

     19日に「レベル1」と暫定評価していたが、東電が20日に報告した汚染水の漏出量が300トンと多いことなどから、8段階の深刻度のうち、下から4番目の「レベル3」へ2段階の引き上げを検討している。

     ただし、漏れたタンクは、同原発の事故収束に向けた応急施設であることなどから、通常の原子力施設を対象としたINESの評価を適用するのが適切かどうか、規制委は国際原子力機関(IAEA)に照会する方針。その結果を踏まえて取り扱いを決める。

     規制委の田中俊一委員長は21日の定例会合で「(汚染水漏れは)他のタンクでも起こる可能性があり、早急に対策を立てる必要がある」と述べた。

     「レベル3」は、1997年に茨城県で起きた東海再処理施設火災事故などが該当する。福島第一原発事故は最悪の「レベル7」。

    2013年08月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP