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    タンク底部のボルトに緩み…汚染水漏れ原因か

     東京電力は20日、福島第一原子力発電所で汚染水約300トンが漏れたタンクについて、底部の鋼板同士のつなぎ目でボルト5本が緩んでいたと発表した。

     17日に始めたタンクの解体が進み、作業員が中に入って調査した。底部のボルトは約300本あるが、緩んだ5本はタンクの東端に集中していた。

     つなぎ目は、鋼板と鋼板の間にパッキンをはさみ、両側からボルトで締め付ける構造。ボルトが緩むと隙間ができる可能性がある。つなぎ目を覆う止水材の変形も、計8か所で見つかった。東電は、緩みや変形が水漏れの原因かどうかを調べている。

     一方、15~16日に台風18号の大雨が降った際、汚染水タンクがある19区画のうち、先月300トンが漏れたタンクを含む12区画は、たまった雨水が放射性物質を比較的多く含んでいたため、東電はこれをくみ上げ、その総量が1410トンに上ったことも発表した。その中に含まれるストロンチウムなどの放射性物質は計約450億ベクレルに上った。

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    2013年09月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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