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    原発事故当初の消防車による注水、原子炉届かず

     2011年3月の福島第一原子力発電所事故の発生当初に、消防車を使って1~3号機の原子炉に注水した際、注水経路となった配管の分岐点の弁を閉めなかったために、冷却水の大半が原子炉に入らなかったことが、東京電力の調査で分かった。

     このうち、2号機は、炉心の核燃料が溶融し始めた直後に注水が始まっており、東電は「原子炉に水が十分入れば、溶融の進行を抑えられた可能性がある」と推定している。

     政府の事故調査・検証委員会は昨年7月、東電の調査が不十分だと指摘。新潟県の泉田裕彦知事も、柏崎刈羽原発の再稼働問題に関連し、事故の再検証を求めてきた。東電はこうした経緯を踏まえ、未解明の問題点を調べ直している。

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    2013年12月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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