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    福島原発雨水漏れ、原因はコンクリ隙間の劣化

     福島第一原子力発電所の汚染水タンク群を囲む二つのせきの中にたまっていた雨水約225トンが漏れた問題で、東京電力は27日、タンク周囲の地面を覆うコンクリートの隙間を塞ぐ材料が劣化して、地中に流れ出たのが原因だったと発表した。

     東電は全てのせきの隙間に化学樹脂の止水材を塗装する対策を行っている。

     二つのせきでは24日、雨水の水位が数日で大幅に低下したことが判明。この雨水には放射性ストロンチウム(国の放出基準は1リットルあたり30ベクレル)が最大同440ベクレル含まれていた。27日には別のタンク群一つでも、新たに水位が低下している可能性が出てきた。

     一方、東電は4号機の使用済み燃料プール内に保管されている燃料集合体1体に、亀裂が3か所あったことを明らかにした。亀裂は最大7センチ。東電はプールの水の放射性物質の濃度に変化がないことから、放射性物質が外部に出る状態にはないと見ている。東電は11月から、4号機の使用済み燃料の取り出し作業を行っている。

    2013年12月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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