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    中間貯蔵施設、楢葉を除外…大熊・双葉に集約へ

     東京電力福島第一原発事故や除染で出た汚染土などを最長30年保管する中間貯蔵施設について、環境省は、福島県大熊町、双葉町、楢葉町の3町が建設候補地となっている現在の計画を見直し、楢葉を除く2町に貯蔵施設を集約させる方向で検討に入った。

     福島県の佐藤雄平知事は12日にも石原環境相に面会し、2町に集約することを要請する。

     同施設を巡っては、石原環境相と根本復興相が昨年12月、放射性セシウム濃度が1キロ・グラム当たり10万ベクレル超の高濃度汚染ごみを含む土や廃棄物の保管先として、大熊、双葉、楢葉の3町を建設候補地とする政府案を地元に提示した。

     大熊、双葉の2町は大半が帰還困難区域(年間被曝(ひばく)線量50ミリ・シーベルト超)となっている。これに対し、楢葉町は、放射線量が比較的低い避難指示解除準備区域(同20ミリ・シーベルト以下)で、早期帰還が期待されており、高濃度汚染ごみの受け入れを拒否している。この意向を受け、佐藤知事が7日、3町を含む双葉郡8町村と協議したところ、大熊、双葉の2町に貯蔵施設を集約するなど、同省に計画見直しを求めることで一致した。ただ、2町の敷地面積は変えないことを条件とした。

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    2014年02月12日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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