文字サイズ

    雨水対策裏目…高濃度汚染水が雨どい通り外へ

     東京電力福島第一原子力発電所で高濃度汚染水110トンが貯蔵タンクから漏れた問題で、雨水対策としてタンクに設置した雨どいが、コンクリートのせきの外に汚染水を流す役目を果たしていたことが20日、わかった。

     東電は昨年11月、大量の雨水がせき内にたまるのを防ぐため雨どいを新設したが、対策が裏目に出た形だ。

     今回の漏水では、ほぼ満水だったタンクに注水が行われた結果、タンクのふたと側面の継ぎ目付近から汚染水があふれた。汚染水の一部はせき内に落ちたが、大半は雨どいを通ってせきの外に流れた。

     一昨年春にタンクが設置された当初は、雨どいはなかった。ところが、昨年10月に同原発を襲った大雨で大量の雨水がせき内にたまり、周囲に残っていた放射性物質で汚染されたうえ、せき外に漏れ出す問題が発生。東電は昨年11月から、タンクの屋根に降った雨は、雨どいで集めてせきの外側に排出することにした。

    (ここまで388文字 / 残り255文字)
    2014年02月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    読売プレミアムに登録された方 記事の続きへ
    未登録の方新規登録へ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP