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    汚染水漏れ、ミス?故意?弁操作の謎…福島第一

     東京電力福島第一原子力発電所で汚染水110トンがタンクからあふれ出た問題は、弁の故障でなく、誰かが2個の弁を2回操作していたことが分かり、謎が深まっている。

     1回目は19日午前、汚染水が満水の「H6エリア」のタンクへ向かうように流れを変え、2回目は同日深夜、正常な流れに戻していた。誰が、どのような理由で操作したのか。

     昨年秋に相次いだ水漏れは、汚染水が流れている配管を別の配管と勘違いして外したり、ホースをつなぎ間違えたりといった原因で起きていた。しかし、今回は、間違って問題の弁を操作してしまうような作業はその日、何も計画されていなかったという。東電がミスだけでなく、故意の可能性も排除できないでいるのは、このためだ。

     だが、東電によると、水漏れが19日深夜に分かった時には、弁は二つとも正常な状態に戻っていた。21日の記者会見で「ミスに気づいた作業員が隠蔽のため、弁を戻した可能性はないか」と問われた東電の尾野昌之・原子力立地本部長代理は「予断を持たずに調べたい」と答えるにとどまった。

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    2014年02月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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