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    誰かが操作…汚染水誤移送、作業員らに事情聞く

     東京電力福島第一原子力発電所で高濃度の汚染水約200トンが本来の移送先ではない建屋に流入した問題について、東電は18日、汚染水の移送ポンプの配線などには問題がなかったとの調査結果を原子力規制委員会の検討会に報告した。

     誰かがスイッチを操作し、ポンプ4台が誤作動したものと断定。ミスと故意の両面で作業員ら約90人を対象に事情を聞いているという。

     東電は当初、配線ミスなど電気系統のトラブルで4台のポンプが動いた可能性もあるとみていた。

     4台のスイッチはそれぞれ別の配電盤にあるが、どれも空調設備のスイッチと隣り合っているうえ、番号の表示だけで機器名は明示されていなかった。このため、東電は「空調の操作と間違ってポンプを動かした可能性もある」と説明した。

     ただ、2月にも何者かによる不審な弁の操作で汚染水があふれる問題が発生しており、東電は今回、誤作動の原因をミスと故意の両面で調査中。配電盤の施錠、監視カメラの設置などの対策も進めていくという。

    2014年04月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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