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    放射性物質防ぐカバー、解体へ…福島第一1号機

     東京電力福島第一原子力発電所1号機の建屋を覆っているカバーの解体工事が7月から始まる。

     東電が27日発表した。建屋内の使用済み核燃料を取り出すクレーンを設置するためで、東電は「今年度中に解体を終え、2017年度までにクレーンを設置し、燃料搬出を始めたい」と説明している。

     クレーンは建屋上部に設置される。解体工事ではまずカバーの屋根部分に穴を開け、内部に薬剤を散布して放射性物質の飛散を抑える。カバー撤去後に建屋内部のがれきを搬出。クレーンが稼働する建屋上部以外には再びカバーを設置する。

     解体されるカバーは鉄骨に樹脂を張ったパネルを組み合わせたもの。原発事故後、放射性物質の放出を防ぐために設置された。カバーがない間の放射線量について、東電は国の基準「年1ミリ・シーベルト」の約30分の1と計算しており、「周辺自治体への影響は少ない」と説明している。1号機には未使用の燃料を含め、392体が保管されている。

    2014年06月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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