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    汚染水凍結へ氷作戦、手作業で投入…福島第一

    • 福島第一原発の配管用トンネルの水を凍らせるため、氷を投入する作業員ら(東京電力提供)
      福島第一原発の配管用トンネルの水を凍らせるため、氷を投入する作業員ら(東京電力提供)

     東京電力福島第一原子力発電所で、トンネルにたまった高濃度汚染水を凍らせようと、氷の大量投入が行われている。

     この凍結は、汚染水の危険を減らすうえで非常に重要だが、難航が続いてきた。猛暑の中、厳重な防護服に身を包んだ作業員らは、熱中症対策にも気を使いながら、凍らない汚染水と格闘している。

     汚染水は、タービン建屋から港湾へと延びる「配管用トンネル」(幅、高さとも約5メートル)に約1万1000トンたまっており、海への流出が心配される。これを抜き取るには、建屋との接続部を凍らせて塞ぎ、建屋側から新たに汚染水が流入するのを防ぐ必要がある。

     2号機タービン建屋との接続部では、トンネルに上から管を差し込み、4月から零下40度の冷却材を流している。管をセメント入りの袋で囲み、汚染水から熱を奪いやすいように工夫。約2か月で凍り、6月末から汚染水を回収できるはずだった。ところが、今も汚染水は一部が凍らなかったり、一度凍ってもまた解けたりと不安定で、止水にはほど遠い。水温が15度近い部分もある。

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    2014年07月29日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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