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    福島第一原発、建屋周囲の地下水放出を検討

     政府と東京電力が、福島第一原子力発電所1~4号機の周囲にある井戸42本から、汚染された地下水をくみ上げ、放射性物質の大半を除去したうえで海に放出する計画を検討していることが6日、分かった。

     地下水を遮断する地中の「凍土壁」などと並び、建屋に流入する地下水を減らして汚染水の増加を抑える対策の柱に位置付ける。東電は今秋の開始を目指し、地元漁協への説明を月内にも始めたい意向だ。

     くみ上げを予定しているのは建屋の周囲にある「サブドレン」と呼ばれる井戸。事故前から、地下水位が高いと建屋に流入してしまうため、57本のサブドレンでくみ上げ、海に流していた。しかし、東日本大震災によるポンプの破損などで使えなくなっていた。東電は、このうち復旧可能だった27本に加え、15本の井戸を新設中。計42本でくみ上げ、港湾内に放出する計画だ。建屋に流れ込む1日300~400トンの地下水が、約200トン減ると見込んでいる。

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    2014年08月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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