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    東電、汚染水の凍結止水を断念…規制委に報告

     東京電力は19日、福島第一原子力発電所の配管用トンネルにたまった高濃度汚染水の一部を凍らせてせき止める計画について、氷などを大量投入しても十分に成果が上がらなかったと、原子力規制委員会の検討会で報告した。

     東電は凍結だけによる止水は断念し、セメントなどを投入する追加策を提案したが、規制委側はその影響を慎重に確認する必要があるとして、判断を9月に先送りした。

     2号機と3号機から海側へ延びるトンネルには、建屋から流れ込んだ汚染水が計1万1000トンあり、海へ流出の恐れがある。東電は、これを回収するために、まず2号機建屋との接続部を凍らせて塞ごうと計画。トンネルに上から凍結管を差し込み、零下40度の冷却材を4月から流している。7月末からは氷とドライアイス計415トンを投入して、凍結を促進していた。

     しかし、推定9割までしか凍結しなかった。このため、東電は氷の投入に加え、凍結しにくい箇所をセメントなどの材料で埋める対策を新たに提示した。今後、最適な材料を選び、9月中旬から投入したいという。

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    2014年08月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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