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    汚染地下水、浄化後にトリチウム以外検出されず

     東京電力福島第一原子力発電所で汚染された地下水をくみ上げ、浄化して海に流す計画を巡り、東電は22日、浄化装置の試験結果を公表した。

     トリチウムを除き、放射性物質はすべて検出されなくなるまで除去できた。

     試験では1~4号機の建屋の周りにある42本の「サブドレン」と呼ばれる井戸のうち、10本から地下水をくみ上げ、約290トンを浄化装置に通した。浄化前の地下水は、セシウム134が1リットル当たり57ベクレル、セシウム137が同190ベクレル、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質の総量が同290ベクレルだったが、浄化後は検出されないレベルに下がった。

     トリチウムだけは、除去できないため、処理前後でほぼ変わらず同660~670ベクレル。ただ、同原発では汚染前の地下水をくみ上げて海に流す「地下水バイパス」がすでに実施されており、地下水バイパスでのトリチウムの放出基準同1500ベクレルは下回っている。

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    2014年08月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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