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    原子炉建屋カバー、解体準備作業開始…福島第一

    • 22日朝、福島第一原子力発電所1号機で始まった建屋カバー解体の準備作業。クレーンでつるした掘削機(中央)を使って、カバーの屋根に穴を開け、1号機の建屋に放射性物質の飛散防止剤を散布する(東京電力提供)
      22日朝、福島第一原子力発電所1号機で始まった建屋カバー解体の準備作業。クレーンでつるした掘削機(中央)を使って、カバーの屋根に穴を開け、1号機の建屋に放射性物質の飛散防止剤を散布する(東京電力提供)

     東京電力は22日、福島第一原子力発電所1号機で、放射性物質の飛散を防ぐ原子炉建屋のカバーを解体する準備作業を始めたと発表した。

     東電の計画では、来年3月から約1年間かけて解体した後、3年前に水素爆発を起こした建屋上部に残るがれきを取り除き、2017年度には、一時貯蔵プールに入っている使用済み核燃料の回収を開始する予定だ。

     この日、始まったのは、カバーの屋根に穴を開ける作業。48か所の穴を開けた後、そこから放射性物質の飛散防止剤を建屋に散布した上で、屋根の一部を取り外し、プールのある建屋上部を中心に、がれきの状況や飛散防止剤の効果などを11月末まで調査する。

     その後、いったん屋根を元に戻し、汚染水対策として行われている「凍土壁」の建設工事が終わる来年3月頃から、カバー本体の解体に着手したい考えだ。当初の計画では、今年7月に解体を始める予定だったが、放射性物質の飛散を懸念する福島県などから、計画の見直しを求められた。

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    2014年10月22日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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