文字サイズ

    核燃料取り出し、2年先送り…カバー解体遅れで

     東京電力は30日、福島第一原子力発電所1号機から核燃料を取り出す時期を、現在の計画より遅らせると発表した。

     プール内の使用済み核燃料を取り出す作業の開始は2年、原子炉内で溶け落ちた燃料(溶融燃料)の取り出しは5年、それぞれずれ込む。建屋を覆うカバーの解体工事が遅れていることなどから、計画通り作業を進めるのは難しいと判断した。

     これまでの政府と東電の廃炉工程表では、1号機のプールからの使用済み燃料取り出し開始は2017年度、溶融燃料の回収が20年度と予定されていた。

     1号機から燃料を取り出すためには、まず建屋を覆うカバーを解体する必要がある。東電は7月に解体作業に着手するはずだったが、3号機のがれきを昨年8月に撤去した際、放射性物質が周辺に飛散した可能性が問題となり、福島県などが監視体制などの強化を求めていた。

    (ここまで360文字 / 残り357文字)
    2014年10月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    読売プレミアムに登録された方 記事の続きへ
    未登録の方新規登録へ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP