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    4号機の使用済み核燃料移送終了…未使用も年内

     東京電力は5日、福島第一原子力発電所4号機のプールにあった使用済み核燃料1331本を、約100メートル離れた別の建物へすべて移し終えたことを明らかにした。

     使用済み燃料は発熱量や放射線量が大きく、大地震でプールが壊れるなどした場合の危険性が指摘されていた。未使用の燃料がまだ180本残っているが、4号機のリスクは大きく低減できたことになる。

     原発事故が起きた時、4号機は定期検査中で、原子炉内に燃料はなく、使用済み1331本と未使用204本の計1535本の燃料が、すべてプールに貯蔵されていた。東電は、これらの燃料をより安全な「共用プール」へ移す作業を、昨年11月に開始。燃料が22本入る輸送容器を、トレーラーで共用プールへ運ぶ作業を繰り返してきた。

     未使用の燃料はまだ大半が移送されずに残っており、事故で損傷していない6号機のプールへ年内に移送する予定だ。

     事故が起きた4基のうち、1号機は392本、2号機は615本、3号機は566本の燃料がプールに保管されている。4号機に続き、3号機プールからの取り出しが来年度から予定されている。

    2014年11月05日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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