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    特定避難勧奨地点の指定、福島県の全域で解除

     政府は28日午前0時、福島県南相馬市に152世帯残った特定避難勧奨地点の指定を解除した。

     東京電力福島第一原発事故の避難指示区域外で放射線量が局地的に高かった場所だが、除染で下がった。同県では2年前、伊達市の128世帯と川内村の1世帯が解除されており、これで全て解消された。

     南相馬市原町区高倉、農業遠藤八郎さん(71)宅では指定解除の28日、福島市や東京に住む娘や孫ら計11人が自宅に集まり、東日本大震災後、初めての忘年会を開く。南相馬市の仮設住宅で三女美貴さん(36)らと暮らす遠藤さんは27日午後、自宅でふとんを準備しながら、「家族が集まれるのはうれしい。ただ、子育て中の娘は通学路などの放射線量を不安に思っていて、自宅に戻るかは決まっていない」と話した。

    2014年12月28日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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