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    中間貯蔵施設、3月11日までに汚染土搬入開始

     東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設について、望月環境相は16日、閣議後の記者会見で、2月に着工し、東日本大震災から4年となる3月11日までに搬入を始める方針を明らかにした。

     福島県内7万か所以上で仮置きされている汚染土などの撤去が、ようやくスタートする。

     施設は、原発が立地する同県大熊、双葉両町の帰還困難区域計約1600ヘクタールに建設予定。最大約2500万立方メートル分の汚染土などを集中管理する。

     環境省は、用地取得の手続きが遅れていることなどから、当初目標としていた1月中の搬入開始は断念したが、用地取得前に地権者の了解が得られた土地約2ヘクタールを汚染土の「保管場」として整備し、先行搬入する。ただ、施設の完成時期は見通せず、仮置き状態が完全に解消されるには数年かかるという。

     施設の建設計画は2011年10月に公表されたが、地元側の反発を受けて交渉は難航。一方、仮置きされている汚染土を巡っては、周辺住民の健康不安につながるなど復興の足かせになっており、両町以外の自治体からは早期搬入を望む声が強まっていた。昨年8月、佐藤雄平知事(当時)が建設受け入れを表明した。

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    2015年01月16日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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