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    高濃度汚染水、「3月末までに処理」の目標断念

     東京電力は23日、福島第一原子力発電所の高濃度汚染水の処理について、3月末としていた当初の目標を断念することを明らかにした。

     広瀬直己社長が同日、上田隆之・経済産業省資源エネルギー庁長官と面会し、「5月中の完了を目指したい。約束を果たせず申し訳なく思っている」と伝えた。

     広瀬社長は2013年9月、今年度内にすべての汚染水処理を終えると安倍首相に約束した。しかし、ALPSアルプスなど複数の浄化装置でトラブルが続き、一部はまだ試験運転の状態だ。タンクには汚染水が約28万6000トン(15日現在)残っており、今後、全ての装置がフル稼働しても、3月中に浄化を完了できないのが確実となった。遅れが今後の廃炉工程に影響する可能性もある。

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    2015年01月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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