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    死亡事故で中断の廃炉作業再開へ…福島第一原発

     東京電力は2日、福島第一原子力発電所で発生した死亡事故の後、中断していた廃炉作業を3日から再開すると発表した。

     原子炉への注水など中断できない作業を除く436件で、作業上の危険がないかどうか点検し、再開できると判断した。東電は中断に伴う各作業の遅れは、半月~1か月程度になると説明している。

     先月19日に発生した事故では、雨水の貯蔵タンクに上った作業員が転落防止用の安全ベルトを使用せず、点検口のふたとともに、10メートル下のタンクの底に落ちて死亡した。

     東電によると、事故の2日後の21日に始めた点検の結果、作業用の足場の隙間など約600の危険箇所を確認し、このうち約450か所で対策を講じた。今後新設されるタンクは、ふたが落ちにくい設計に改めるとしている。

     高所作業は2人以上で行うことを徹底するといった作業手順の見直しも進め、全体の9割に当たる392件の作業は順次、再開することにした。

    2015年02月02日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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