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    福島第一、「凍土壁」造る冷凍施設など初公開

    • 汚染水対策として建設が進められている「凍土壁」用の冷凍機。上の円筒形の装置内で冷却液を氷点下30度に冷やす(18日、東京電力福島第一原発で)=代表撮影
      汚染水対策として建設が進められている「凍土壁」用の冷凍機。上の円筒形の装置内で冷却液を氷点下30度に冷やす(18日、東京電力福島第一原発で)=代表撮影

     東京電力は18日、福島第一原発事故から4年になるのを前に、同原発で汚染水対策の切り札とされる「凍土壁」を造る冷凍施設を報道関係者に初公開した。

     凍土壁は、同原発1~4号機原子炉建屋の周囲約1・5キロの地盤を深さ30メートルまで凍らせ、建屋への新たな地下水の流入を防ぐ。冷凍施設は1号機の原子炉建屋西側に2棟あり、小規模なビル1棟分の冷房能力に相当する冷凍機が計30台設置されている。配管から氷点下30度の冷却液が凍結管に送られ、氷の壁を造る。

     当初は3月に凍結を始める計画だったが、原発内の労災事故の影響で完成が遅れている。

     このほか、完成間近の作業員向け大型休憩所(9階建て)も公開された。建物内ではマスクの着用が不要で、担当者は「作業の安全と質の向上につながる」と説明している。

    2015年02月18日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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