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    福島第一建屋に高濃度の雨水、海へ流出

     東京電力は24日、福島第一原子力発電所2号機の建屋の一部にたまった雨水から、高濃度の放射性物質を検出したと発表した。

     4年前の原発事故時に飛散した放射性物質とみられ、雨水は排水路を通じて港湾外の海に流出していたという。東電は昨年5月頃、排水路での値が他の調査地点より高いことに気付いていたが、十分に対策を講じず、公表もしていなかった。

     東電は「原因が判明してから公表しようと考えていた」と釈明している。調査の結果、外洋で明らかな濃度上昇はないという。

     東電によると、昨年から排水路の濃度が高い原因の調査を続け、今月19日に2号機建屋出入り口部の屋根にたまった雨水から、ベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり5万2000ベクレル計測した。3月末までに放射性物質の吸着材を排水路に敷くなどの対策を講じる。

     今月22日には、今回とは別の排水路で、普段の70倍以上となる高濃度の放射性物質が検出されている。

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    2015年02月24日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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