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    東電、福島第一原発「凍土壁」の試験凍結を申請

     東京電力は9日、福島第一原子力発電所1~4号機の周囲の土壌を凍らせて氷の壁を作り、地下水の流入を抑える「凍土壁」の試験凍結を原子力規制委員会に申請した。

     認可が下りれば、東電は4月下旬以降、地中に埋設した凍結管に冷却材を流し、地中を凍結できるか調べる。

     東電によると、試験凍結は、全長1・5キロ・メートルのうち、建屋の山側の凍結管22か所(計約70メートル)で実施する。冷却する凍結管は連続して並んでおらず、氷の壁にはならない。東電は、温度変化を調べ、一定の凍結能力が確認できれば、さらに凍らせる凍結管の数を増やして本格的な氷の壁を作る考えだ。

     東電は当初、山側の一部の凍結を3月末頃に始める予定だったが、作業員の死亡事故が相次ぎ工事が中断、計画が遅れていた。

    2015年04月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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