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    「凍土壁」の凍結試験開始…温度変化調べる

     東京電力は30日、福島第一原子力発電所1~4号機の周囲の土壌を凍らせて氷の壁を作り、地下水の流入を抑える「凍土壁」の凍結試験を始めた。

     実際に土壌が凍るかどうかを確かめるのが目的で、今後、原子力規制委員会の認可を得て、本格的な壁作りに入る。

     30日正午に始まった凍結試験は、原子炉建屋の山側18か所に設置した凍結管58本で行う。凍結管に零下30度まで冷やした冷却材を注入し、凍結管の周囲を凍らせて温度変化を調べる。18か所は連続していないため、氷の壁はできないが、試験が順調なら、凍結は維持したまま他の場所も凍らせ壁を作る。最終的な凍土壁は、海側を含め、全長1・5キロ・メートルになる予定だ。

     1~4号機の原子炉建屋には1日約300トンの地下水が山側から流れ込み、汚染水に変わっている。凍土壁ができれば流入量は数十トンまで減る計算で、東電は汚染水対策の柱と位置づけている。

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    2015年04月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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