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    福島原発で今年3件目の死亡事故…作業中断へ

    • 烏山さんが挟まれたのと同型の車両(東京電力提供)
      烏山さんが挟まれたのと同型の車両(東京電力提供)

     東京電力福島第一原発で8日、またもや作業員が命を落とした。

     東電協力社員の男性作業員で、県内原発での死亡は今年3件目。東電は9日から、汚染水処理などを除く大半の作業を順次止め、安全点検を実施する。県は8日、再発防止などを東電に申し入れた。

     双葉署や東電などによると、8日午前6時25分頃、原発構内で工事車両を清掃していたいわき市小名浜、烏山直志さん(52)が、車両後部の鉄製ハッチ(直径約2メートル)に頭を挟まれ、病院に運ばれたが死亡した。

     車両は、遮水壁の建設工事で、水や土砂を吸い上げるのに使われていた。烏山さんは同日早朝から同僚と車両のタンクを清掃中で、烏山さんから声をかけられた同僚が、車両側面の操作盤で油圧式ハッチを閉め、後部に行くと、烏山さんが挟まれていたという。

     東電の原発では1月、タンク上部から底に転落したり、器具に頭を挟まれたりして男性作業員2人が死亡している。内堀知事は8日、「本当に残念。原因究明を要請したい」と語った。

    2015年08月09日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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