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    周辺井戸から地下水くみ上げ開始、浄化し放出へ

     東京電力は3日、福島第一原子力発電所の建屋周辺の井戸「サブドレン」から汚染された地下水をくみ上げる作業を始めた。

     地下水は浄化し、地元の同意を得たうえで9月中旬にも海に放出する。

     初日の3日は、41本ある井戸のうち、山側の20本を使って約150トンをくみ上げる予定。地下水は、海に流す前に、新たに設置した装置で浄化し、第三者機関に分析を依頼する。こうした手続きに1~2週間ほどかかるという。

     東電は、放出する浄化地下水に含まれる放射性物質の濃度を、国の基準より厳しく設定。東電の基準を順守することを条件に福島県漁業協同組合連合会などが受け入れを決め、サブドレン計画は発表から1年を経て稼働に至った。地下水のくみ上げにより、東電は、建屋への地下水流入量が現在の1日約300トンから約150トンに減るとみている。

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    2015年09月03日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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