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    浄化した汚染地下水の海洋放出開始…福島第一

     東京電力は14日、福島第一原子力発電所1~4号機建屋近くの井戸「サブドレン」からくみ上げて浄化した汚染地下水の海洋放出を始めた。

     東電と国は、建屋に流れ込み汚染水に変わっている1日300トンの地下水の量を半分程度に減らせると見込んでおり、汚染水対策は前進する。

     東電によると、初日のこの日は、昨年8月以降に試験的にくみ上げタンクにためてある約4000トンのうち、約850トンを港湾に放出する。東電と第三者機関による水質検査では、放射性物質トリチウムの濃度は1リットルあたり330~600ベクレルで、放出の基準を満たしている。

     同原発建屋には地下水が流れ込み、汚染水が発生し続けている。このため、東電は山側で地下水をくみ上げて放出する「地下水バイパス」を昨年5月から実施し、流れ込む地下水を1日約400トンから約300トンに減らした。また、今年4月からは、土壌の水分を凍らせて流入を阻む「凍土壁」の凍結試験をしている。

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    2015年09月14日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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