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    事故直後の救助4割、1ミリ・シーベルト超被曝

     内閣府は26日、東京電力福島第一原発事故の際、直後に住民避難などの支援にあたった自衛隊員や警察官、消防隊員計約3000人のうち、約4割が一般人の年間被曝ひばく限度とされる1ミリ・シーベルト以上だったとの調査結果を明らかにした。

     内閣府によると、敷地外で救助活動などをした自衛官らの被曝線量が公表されるのは初めて。原発事故の際、住民避難に携わる民間のバス運転手らの被曝抑止策を検討する有識者会議で示された。

     調査対象は2011年3月12~31日、第一原発の半径20キロ圏で活動した2967人。1ミリ・シーベルト未満が62%で、1~10ミリ・シーベルトが38%だった。

     自衛隊員らの年間の被曝限度は内規で50ミリ・シーベルトと定められており、内閣府は「1ミリ・シーベルトを超えても問題はない」としたうえで、バス運転手らが1ミリ・シーベルト以下で活動するための対策などをまとめた報告書を、年内に策定する。

    2015年10月26日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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