文字サイズ

    汚染水「凍土壁」海側から凍結へ…東電方針転換

     東京電力福島第一原子力発電所で汚染水対策として進められている「凍土壁」について、東電は15日、建屋の山側から凍結するとしていたこれまでの方針を転換し、まず海側を中心に凍結する方針を原子力規制委員会の検討会で明らかにした。

     「山側から凍結させても安全かどうか十分に確認されていない」として、海側からの凍結を求めていた規制委の指摘に従った形だ。

     同原発では山側から海側へ大量の地下水が流れている。地下水の一部は建屋に流れ込み、汚染水が増える原因となっている。凍土壁は、建屋周囲の地中を凍らせ、こうした地下水の流入を防ぐ狙いがある。

     東電は当初、山側で凍土壁を完成させ、地下水を遮る計画だったが、規制委は「地下水位が低くなり過ぎた場合、建屋内の汚染水の水位の方が高くなり、汚染水が外に漏れ出す恐れがある」と懸念し、影響の少ない海側から凍結するよう求めていた。

    (ここまで377文字 / 残り242文字)
    2016年02月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    読売プレミアムに登録された方 記事の続きへ
    未登録の方新規登録へ
    PR
    今週のPICK UP
    PR
    今週のPICK UP