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    南相馬市の避難指示、4月中めどに大部分解除へ

     政府は19日、東京電力福島第一原発事故による福島県南相馬市の避難指示区域の大部分を4月中をめどに解除する方針を市側に伝えた。

     環境省は住宅地での除染を3月中に完了させる計画で、市は放射線量が下がったことを確認したうえで、政府方針への対応を決める。

     解除の対象は、放射線量の高い順に「帰還困難」「居住制限」「避難指示解除準備」の3区域に分けられている避難指示区域のうち、帰還困難を除く2区域。解除対象の2区域に住民登録(昨年末時点)しているのは3584世帯1万1311人、対象外の帰還困難区域は1世帯2人。

     昨年8月末から、解除後の準備のために登録した住民が、自宅に泊まる長期宿泊を実施。2月17日時点で551世帯1623人が登録している。

     19日の市議会全員協議会で、環境省は今月16日時点の宅地除染の進捗しんちょく率は87%で、地権者が同意していないなどの例外を除き、来月には完了するとの見通しを報告した。

    2016年02月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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