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    凍土壁「海側先行で」計画了承…今月中にも開始

     東京電力福島第一原子力発電所の汚染水対策の柱となる「凍土壁」について、原子力規制委員会の検討会は3日、海側の地盤を先に凍らせるとした東電の計画をおおむね了承した。

     早ければ、東電は今月中にも凍結作業を始める見通しだ。

     凍土壁は、1~4号機の建屋の周囲に約1500本の凍結管を埋めて地盤を凍らせ、地下水の建屋流入による汚染水増加を抑えるのが狙い。計画では、全長約1・5キロ・メートルの凍土壁のうち、まず海側の約700メートルと山側の一部の凍結を先行させ、その後、段階的に残りを凍結させる。

     東電は、凍結開始から1か月半程度で、汚染水の増加を抑える効果が表れるとみている。現在、汚染水の増加量は1日約550トンだが、海側の凍土壁が計画通りに機能し始めれば、約270~330トンに減るという。凍土壁全体が完成すれば、数十トン程度になると説明している。

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    2016年03月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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