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    凍土壁、凍っていない部分にセメント注入工事へ

     東京電力は2日、福島第一原子力発電所の汚染水対策の柱となる「凍土壁」について、先行凍結している海側のうち凍っていない部分にセメントを注入する追加工事を行う計画を原子力規制委員会の検討会で示した。

     規制委は計画を了承し、東電は6日にも追加工事に着手する。

     凍土壁は、凍結管1568本を深さ約30メートルまで埋設して冷却材を循環させ、1~4号機建屋周囲の土壌を凍らせるもの。建屋に流れ込む地下水を遮断して汚染水の発生を減らす狙いがある。

     これまで、海側全体と山側の一部の計1010本の凍結管を冷却し、ほとんどの場所で温度が0度以下になった。しかし、過去の工事で砕石を埋め戻した場所など一部では、「地下水が集まって流れが速く、温度が下がりにくい」(東電)ため、うまく凍結していない。このため、セメントで隙間を埋めて水の流れを防ぎ、凍結を促すことにした。

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    2016年06月02日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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