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    福島第二、侵入者検知の警報解除…防護義務違反

     原子力規制委員会は12日、東京電力福島第二原子力発電所で昨年、侵入者を検知するセンサーの警報音が鳴らないように設定されていたと発表した。

     不審者に気づかない恐れがあった。規制委は、原子炉等規制法に基づく核物質防護規定の順守義務違反に当たるとして、同社を厳重注意した。

     規制委などによると、同原発の敷地境界などに設置されたセンサーが頻繁に誤作動を起こしたため、昨年10月、警備責任者らの判断で、警備室の端末で一時的に警報音や警報の表示が出ないようにしたという。直後に規制委の検査で発覚した。

     規制委の調査に対し、東電は「近年では常態化していた」と説明。現在は再発防止策が講じられているという。規制委と東電は、誤作動の原因について「核物質防護上、答えられない」としている。

    2016年09月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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