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    廃炉に向け、実物大模型にモルタル流し込む試験

    • 原子炉の実物大模型を使って行われたホースを設置する実験(昨年11月、福島県楢葉町で)=冨田大介撮影
      原子炉の実物大模型を使って行われたホースを設置する実験(昨年11月、福島県楢葉町で)=冨田大介撮影

     東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業を進めている国際廃炉研究開発機構(東京都港区)は、福島県楢葉町にある原子炉の実物大模型を使い、耐震強度を高める工事の試験を行うことを決めた。

     今年9月末までの実施を目指す。

     炉心溶融(メルトダウン)が起きた同原発1~3号機では、溶けた燃料が原子炉圧力容器の底を突き抜け、原子炉格納容器の底などに落ちたとみられている。燃料を取り出すには格納容器を冠水させることが望ましいが、冠水させると格納容器の下にあるドーナツ形の空間「圧力抑制室」の柱などに重さがかかり、耐震強度が不足する恐れがある。このため圧力抑制室の周りをモルタルで固め、あらかじめ補強する工事が検討されている。

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    2017年01月04日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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