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    ノーノー初勝利…復興の象徴・ふたば未来学園

    • 県大会初勝利を喜ぶふたば未来の部員たち(11日、福島県いわき市のいわきグリーンスタジアムで)=照沼亮介撮影
      県大会初勝利を喜ぶふたば未来の部員たち(11日、福島県いわき市のいわきグリーンスタジアムで)=照沼亮介撮影

     東京電力福島第一原発事故からの復興の象徴として、2015年に開校した「ふたば未来学園」(福島県広野町)が11日、全国高校野球選手権大会の福島県大会2回戦で初勝利を挙げた。

     エースの3年・草野陸世投手(17)がノーヒットノーランを達成し、福島北を3―0で下した。

     同学園は、福島第一原発から30キロ圏内にある県立の中高一貫校。被災地復興を担う人材の育成を目指して設立された。

     当初、野球部員は草野投手と遠藤和明主将(17)の2人だけ。「このままでは大会に出場できない」と、2人は休み時間に教室を回り同級生を勧誘した。ようやく集まった12人で臨んだ15年夏は初戦コールド負け。昨夏も初戦で敗退した。

     草野投手は、原発事故で避難指示区域となった楢葉町出身。県内外で避難生活を続けてきたが、「古里で野球がしたい」と新設の同学園に進んだ。この日は左のサイドスローから多彩な変化球を駆使し、相手打線を翻弄ほんろうした。

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    2017年07月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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