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    核燃料の大半落下か…福島第一3号機を透視検査

     東京電力は、宇宙線「ミュー粒子」で福島第一原子力発電所3号機を透視検査した結果、原子炉圧力容器内に核燃料がほとんど確認できなかったと発表した。

     燃料の大半は、原子炉格納容器の底に落下したとみられる。

     宇宙から飛来するミュー粒子は炉内を通過するが、核燃料のような密度の高い物質があると、そこだけ通過する粒子数が減る。この性質を利用して透視を試みたところ、3号機の圧力容器内には、1メートル以上の大きさの高密度の物質はほとんど確認できなかった。

     3号機では、今月19~22日に潜水式ロボットを格納容器内に投入、溶融燃料と構造物が混ざって固まった「燃料デブリ」とみられる塊が大量に見つかった。

     昨年、ミュー粒子で透視検査をした2号機では、圧力容器の下部に高密度の物質が確認できており、3号機では燃料は圧力容器を抜け下に落ちたとみられる。

    2017年07月29日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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