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    核燃料取り出し目標時期、3年先送り…福島第一

     東京電力福島第一原子力発電所1、2号機の使用済み燃料プールからの核燃料取り出し開始について、政府と東電は目標時期を予定より3年遅らせ、2023年度にする方針を固めたことがわかった。

     政府は月内にも関係閣僚会議を開き、廃炉工程表を改訂する。

     1、2号機はこれまでの廃炉作業で、建屋内の損傷や汚染が激しいことが判明している。このため、取り出し作業の目標時期を遅らせてがれきの撤去や除染などを慎重に行い、作業員の被曝ひばくを低減することを優先するという。3号機のプール燃料は、来年度中頃から取り出すとした計画通りに進める。また、溶けた燃料と原子炉内の構造物が混ざって固まった「燃料デブリ」の取り出しについても、「来年9月まで」としていた最初に取り出す号機や取り出し方法の決定を、1年程度遅らせる見通しだ。

     ただ、今回の改訂では、21年のデブリ取り出しの開始や、41~51年という廃炉作業終了の目標時期は変えないという。

    2017年09月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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