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    クレーンを遠隔操作、溶融燃料取り出しへ準備

    • 放射性物質の飛散防止のため、クレーンでつり下げたタンク(左上)から散水する作業が続けられる福島第一原発1号機の原子炉建屋(15日午後、福島県大熊町で)=関口寛人撮影
      放射性物質の飛散防止のため、クレーンでつり下げたタンク(左上)から散水する作業が続けられる福島第一原発1号機の原子炉建屋(15日午後、福島県大熊町で)=関口寛人撮影

     廃炉作業が続く東京電力福島第一原子力発電所に15日、取材に入った。

     東日本大震災からもうすぐ7年。1号機では、先月から原子炉建屋上部のがれき撤去が始まり、溶融燃料の取り出しに向けた準備が進んでいた。

     溶融燃料を取り出す必要がある1~3号機の中で唯一、建屋上部に多くのがれきが残る1号機で、放射性物質が飛散しないよう、遠隔操作で大量の水をがれきの上にまく作業を見た。

     建屋上部の崩落した屋根の鉄骨に向け、クレーンからつるされたタンク式の散水機から水が噴き出している。建屋周辺の線量は毎時数百マイクロ・シーベルトと高く、散水と交互に行われるがれき撤去のためのクレーン(高さ約100メートル)も遠隔操作だ。東電は2021年度のがれき撤去完了を目指している。

     使用済み核燃料が貯蔵プールに残る3号機では、建屋の最上階をほぼ覆う鋼鉄製のドーム屋根(高さ約17・5メートル、幅約23メートル、奥行き約57メートル)の設置作業が最終段階に入っていた。今月中には完成する見通しという。

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    2018年02月15日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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