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    「象徴の務め困難に」天皇陛下、生前退位を示唆

    • メッセージを読み上げられる天皇陛下(7日午後、皇居内の御所・応接室で)=宮内庁提供
      メッセージを読み上げられる天皇陛下(7日午後、皇居内の御所・応接室で)=宮内庁提供
    • 天皇陛下、「象徴のお務め」へのお気持ち表明
      天皇陛下、「象徴のお務め」へのお気持ち表明

     天皇陛下は8日、国民に向けたビデオメッセージで、「高齢となった天皇の望ましい在り方」についての考えを発表された。

     82歳の陛下は数年前から高齢による体力の低下を感じ、「象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないか」と案じていると語り、終身天皇を前提とする制度の問題点に触れて生前退位の意向を示唆された。宮内庁によると、皇太子さまと秋篠宮さまも陛下のお考えを了承されている。安倍首相は同日、陛下のお言葉について「重く受け止める」と述べた。政府は法整備に向けた議論に着手する方針だ。

     ビデオでは、天皇の憲法上の立場から、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えるとしたうえで、約10分間にわたり、個人的な考えを述べられた。

     陛下は即位からの28年間を振り返り、「人々の傍らに立ち、声に耳を傾け、思いに寄り添う」ことを大切にする自身の天皇観を語られた。

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    2016年08月08日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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