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    殺害予告の映像は合成か、影の向きなど不自然

     「イスラム国」がインターネット上で公開したとされる映像には、男性らの影の向きが異なるなど不自然な点があり、政府は加工された可能性があるとみて分析を進めている。

     イスラム国は組織の宣伝戦略に高度な映像編集技術を駆使しており、専門家らは、別々に撮影していた人質2人の映像を合成することで、「脅し」の効果を高めようとした可能性もあると指摘する。

     菅官房長官は21日午前の記者会見で、この映像について「専門家が分析を行っている」と語った。別の場所で撮影したか、2人を別々に撮影して合成した疑いがあるとみている。

     映像では、湯川遥菜はるなさん(42)と後藤健二さん(47)が砂漠の中でひざまずき、中央に立った黒ずくめの男がナイフを突き付け、殺害を予告するなどしている。3人の影を見ると、向かって左の男性と中央の男の影が右後方に出ているのに対し、右の男性の影は左後方に伸びている。首に出ている顔の影も反対方向にできている。森山剛・東京工芸大准教授(画像工学)は「異なる時間帯に撮影した映像を合成したとも考えられる。合成には高度な知識と技術が必要だ」と話す。

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    2015年01月21日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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