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    樺太抑留に新資料…送還収容所で263人死亡

     【モスクワ=緒方賢一】第2次大戦後、ソ連が樺太(現サハリン)と北方領土、千島で抑留した28万8655人の日本人の動きを網羅した記録群がロシア国立軍事古文書館(モスクワ)にあることがわかった。

     帰国への最終関門だった送還収容所で263人が死亡し、強制労働に戻されたり治安機関に引き渡されたりした人を含めて1069人が帰国できなかった新事実を示す資料だ。死亡者については名簿と全員の死亡報告書があった。読売新聞は同館から393枚の文書を入手した。

     日本政府は20年以上にわたり、軍事古文書館から資料を入手してきたが、この記録群は収集から漏れていた。厚生労働省は読売新聞の指摘を受け、急きょ死亡者名簿を入手。新年度にも大半の文書を取得する方針だ。

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    2016年03月07日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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