アスベスト被害、実態把握へ「健康リスク調査」環境省は、アスベスト(石綿)による健康被害の実態を把握するため、兵庫県尼崎市、大阪府泉南地域(岸和田市など5市3町)、佐賀県鳥栖市の3地域の住民を対象にした「健康リスク調査」を始める。 調査は、各地域に委託し、尼崎市は8月、泉南地域は11月以降、鳥栖市は10月から実施するとしている。 対象は、<1>3地域に現在居住している<2>アスベスト取扱施設の稼働時期に居住していた<3>調査への協力に同意する――の3点を原則的に満たす住民で、同省は、計1400人と予想する。 受診者には、問診や胸部X線検査を行い、医学的に経過観察が必要な場合は定期検査を続け、救済制度見直しに必要なデータにも役立てる。 同省はこのほか、大阪府と佐賀県で中皮腫(ちゅうひしゅ)死亡者の職歴や居住歴を調べることで石綿被害の傾向を把握したり、尼崎市で中皮腫死亡者の地域分布を疫学的に分析したりする調査も行う。 (2006年7月25日20時49分 読売新聞)
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