バグダッド一帯の掃討作戦、クルド兵が初参加
【カイロ=長谷川由紀】イラク北部クルド人自治区を主要拠点とする国軍のクルド人部隊約1800人が24日、首都バグダッドに向けて出発した。
同部隊の司令官がAFP通信に明らかにしたもので、米軍とイラク治安部隊が首都一帯で展開している大規模掃討作戦に参加する。クルド人部隊の首都への大規模派遣は初めて。
イスラム教スンニ、シーア両派の抗争が激化の一途をたどる中、国内には以前から、両派と距離を置くクルド人部隊の治安作戦参加を求める声があった。
クルド兵は、クルド語しか話せない者が多いため、今回の部隊派遣で、逆に混乱や不信を招くとの懸念もあるが、司令官は「部隊はバグダッドでの治安回復に必要な訓練を十分受けている」と自信を示した。
(2007年2月25日0時48分 読売新聞)