ASEANプラス3が議長声明、6か国協議進展を歓迎【マニラ=尾山宏】東南アジア諸国連合・日中韓(ASEANプラス3)外相会議が31日午後(日本時間同)、マニラで開かれ、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の進展を歓迎することなどを盛り込んだ議長声明を発表した。 声明は、北朝鮮が寧辺の核施設の稼働停止など「初期段階の措置」に着手したことや、「次の段階」ですべての核計画の申告と無能力化を実施するとしたことを評価する一方、「人道上の問題の進展が重要」との表現で、拉致問題解決の必要性に言及した。 アフガニスタンで韓国人が拉致され、2人が殺害された事件に関しては、「深い憂慮」を示し、人質の即時・無条件解放を求めた。 麻生外相は北朝鮮問題について、「(初期段階の措置は)朝鮮半島の非核化に向けた第一歩に過ぎない。国際社会全体が北朝鮮に具体的行動をとるよう引き続き働きかける必要がある」と強調した。日朝国交正常化作業部会に関しては「北朝鮮が誠意ある対応を示し、6か国協議と好循環になることを期待する」と述べた。 会議では、ASEANプラス3の枠組みが1997年の創設から10年となることを踏まえ、11月にシンガポールで開く首脳会議で協力関係の深化を定めた「第二共同声明」を採択する方針も確認した。 (2007年7月31日23時5分 読売新聞)
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