一斉実施中止の全国学力テスト問題公表…76%が利用文部科学省は17日、今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)用に作成した問題を公表した。 東日本大震災の影響で4月の全国一斉実施は中止されたが、全国の小中学校の76・2%にあたる2万4401校が利用を希望、同日までに児童生徒がテストを受けた。文科省は結果の全国集計はせず、北海道や福岡県など10道県が独自に集計、分析するとしている。 同省によると、利用希望校の割合は公立77・5%、私立27・7%。都道府県ごとの希望率(公立校)は、被災県では岩手79・5%、宮城82・0%、福島95・6%などだった。福島県教委は「復興に取り組む今だからこそ各校は学力向上に前向きだ」と話している。14県が100%だったが、愛知は18・9%、神奈川も22・9%と低かった。愛知県教委は「全国集計がない上、実施時期もずれ込み、指導に生かせないと考えた学校が多い」としている。 今回配布されたのは小学6年と中学3年向けの国語、算数・数学で、それぞれ基礎力を見る「A問題」と応用力を問う「B問題」がある。12年度は初めて理科を加え小中学校の3割を抽出して実施する。13年度は4年ぶりに全児童生徒を対象とし、国語と算数・数学を出題する。
(2011年10月18日 読売新聞)
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