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    武蔵アーカイブ

    武蔵の特徴「15メートル測距儀」…新たな動画公開

    • 戦艦「武蔵」の艦橋と測距儀としてインターネットに公開された映像。専門家は左側の筒状の構造物を測距儀の一部としている
      戦艦「武蔵」の艦橋と測距儀としてインターネットに公開された映像。専門家は左側の筒状の構造物を測距儀の一部としている

     【北京=向井ゆう子】太平洋戦争中にフィリピンのシブヤン海で撃沈された戦艦「武蔵」とされる船体の新たな動画を、米マイクロソフトの共同創業者で資産家のポール・アレン氏が7日、インターネットに公開した。

     動画は約1分間で、音声付き。巨大なスクリューや蒸気タービン、艦橋の一部のほか、15メートルの測距儀(そっきょぎ)だと解説される構造物が映っている。測距儀は、対象までの距離を測定する機器。

     アレン氏は今月3日、インターネット上で武蔵を発見したと公表した。これまでにも、武蔵とされる船体の一部の写真や映像を公開している。アレン氏の発見を受け、フィリピン政府は国立博物館を中心とした調査チームを現地に派遣し、映像解析などの作業を行う見通し。日本政府などとも連携するとしている。

     武蔵は全長263メートル。当時は戦艦「大和」とともに世界最大級を誇ったが、米軍が上陸したフィリピン・レイテ島に向かう途中、攻撃を受けて沈んだ。

     「大和ミュージアム」(広島県呉市)の戸高一成館長(66)は、「艦橋にあった15メートルの測距儀は、大和と武蔵にしかない。(大和は鹿児島県沖で沈没しており)武蔵以外の何物でもないといえる」と分析。さらに、「大和同様、船体が完全に分離している。今までの記録、生存者の話では、爆発はあったが、船体が激しく壊れているという情報はなかった。原形を保っているのではと期待していたが、想像以上に激しく壊れているのがわかった」と話した。

    2015年03月08日 09時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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